オーバートゥエンティ・アンド・カンパニー（OVER20&Company.）では、「20代から世界を変える」をミッションに、20代が活躍できる環境の創造、提案、実践を行なっています。
今回は、20代が活躍出来る環境の創造に関する取り組み「メンター」の養成についてご紹介します。
オーバートゥエンティ・アンド・カンパニーでは、20代の成長を支援するために、プロフェッショナルかつ専任のメンターを養成しています。
わざわざ自社で教育をしていることには理由があります。
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2017年に事業を開始した際、当初我々には”資質”があると見込んだ5名のメンター候補生を養成していました。
彼らの経歴や人格は問題なく、むしろ申し分のないものでした。
1名は大手IT企業のグループ会社で代表経験を持つ60代の人材、1名はキャリアコンサルタントの資格を持ついわゆるバリキャリの40代女性、1名は有名メーカーで人事担当として活躍していた30代女性、1名はカウンセラーとしてフリーランスで活動しようと計画していた30代女性、最後の1名はIT企業で営業をしていた20代男性が集まりました。
ところが、いざスキル養成のための研修を始めてみると、大きな問題があることに気づいたのです。
オーバートゥエンティが求めているメンターへの要求レベルが高いことが分かりました。
養成研修を受けていた5名の候補生に対する20代からのメンター評価は最低（星評価平均 2.1 / 5.0 ）だったからです。
反対に、プロフェッショナル・メンターのモデルとなっている創設時からのメンターへの評価は、常に満点に近い（星評価 4.8 / 5.0 ）ものでした。
当時の石堂・CEOにとって、20代の成長に大きく関与するプロフェッショナル・メンターのスキルを下げることは考えられませんでした。
一方で、オーバートゥエンティが創造しようとしている「メンター」と、20代が求めている「メンター」が重なっていることに確信を持つ出来事でもありました。
そこから、私たちの、プロフェッショナルメンターの選抜、そして研修に試行錯誤する日々が始まりました。
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このように、どんなに経歴や人格が立派でも、そしてカウンセラーのように聞くスキルが優れているとしても、これらは、目の前にいる20代の成長や自己実現の到達を叶えるものではありません。
オーバートゥエンティがメンターのスキルにこだわる理由は、目の前にいる20代の成長の機会を逃したくないからです。
オーバートゥエンティは、これからも希望する人に対するメンター研修の提供を通じて、20代の支援者を増やしていくこと、そしてこうした取り組みによって、各世代が役割を持って支え合う社会が到来すると確信しています。