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第2回次世代人的資本経営研究会が開催されました

  • 執筆者の写真: OVER20 Manager
    OVER20 Manager
  • 5月30日
  • 読了時間: 4分

2025年5月22日(木)に、第2回次世代人的資本経営研究・交流会が開催されました。

 

当交流会は、法人・個人問わず次世代人材への投資(次世代リーダーの「共」育)に積極的なエニーメイトを対象に、教育現場の第一線で活躍する講師を迎え、エニーメイト(※)同士意見を交わし相互の交流を促すことを目的に2024年より開催しています。当日はPROJECT anyに所属する大学生・社会人を含め、計16名にご参加いただき盛会の中、会を終えました。

※エニーメイトは、PROJECT anyに共創(協賛)する個人・法人を指します

 

当日のタイムライン

18:30~ (第一部)株式会社OVER20&Company.からのご報告・ご挨拶

18:40~ 参加者、自己紹介

18:50~ (第二部)基調講演「活躍する人材とは」

19:50~ (第三部)交流会

20:30   解散

 

(第一部)株式会社OVER20&Company.からのご報告・ご挨拶

同社代表の糸井より、大学生~20代社会人に提供してきた個別面談内で得られた蓄積データより、「マネージャーに求められる部下とのコミュニケーション方法」についての共有がありました。

以下、一部要約です。

規格大量生産時代の組織経営では効率が重視され、給与の上昇≒個人の幸福度の相関が強い時代背景からトップダウン型のマネジメントが効きやすく、これを<運転手‐車>型の関係性に例えます。運転手(=マネジメント層)の指示にタイムラグが少なく正確に機能する車(=若手社員)が求められ、指示通りに効率的に進む(仕事をする)ことで、ガソリン(給与・昇進)が得られる時代でした。

一方で、個人の幸福の尺度が多様化する現代においては、必ずしもガソリン(=給与・昇進)が一人一人のモチベーションにならない背景から、一人一人の価値観や個性を知ったうえでのマネジメントが必要である関係性から、これを<騎手‐馬>型のマネジメントであるとしました。騎手(=マネジメント層)が馬(=若手社員)の個性・性格を把握してコミュニケーションをとることでモチベーション高く走ってくれます(=働きます)。

そのため、マネジメント層は、個人の価値観と企業のミッション・ビジョン・バリューをすり合わせ最大化させるバリュー・アラインメントに向けたコミュニケーションをとるスキルがより重要となることを示しました。

同時に、そのようなコミュニケーションが取れる上司は少ないため、若手社員へのアドバイスとして、自分自身の好き・嫌い、パーソナルビジョンの整理・言語化を進め「トリセツ(=取扱説明書)を作ることが重要であると締めくくりました。





(第二部)基調講演「活躍する人材とは」

続いて第二部では、個人エニーメイトであり、朝日放送グループホールディングス株式会社取締役を務められる沖中進様より、50年にわたる社会人人生の経験から「活躍する人材とは」をテーマにお話しいただきました。

新卒で同社に入社し、社内で落ちこぼれていた時代から社長に上り詰めるまでのキャリアストーリーの中で、自身が意識した仕事への取組みや周囲の巻き込み方についてお話ししました。また、時代の変化の中で「スパルタ教育」と「リベラル教育」の比較から大学生や若手社会人にメッセージを送りました。





(第三部)交流会

第三部では沖中様を含めて交流会を開催しました。

大学生から中堅・マネージャー・経営者まで幅広い参加者による交流が活発に行われました。



 

エニーメイト・沖中 進について

朝日放送グループホールディングス株式会社取締役(前・代表取締役社長)

個人エニーメイト​

大阪府出身。一橋大学経済学部を卒業後、ABC朝日放送に入社。

テレビ制作・財務を経て、2016年にはアニメーション事業・海外事業・ライセンス事業を分割してABCアニメーション他5社を立ち上げ、初代代表取締役社長。

2018年朝日放送グループホールディングス代表取締役社長。2024年10月朝日放送グループホールディングス取締役会長。

 



第3回次世代人的資本経営研究会は、2025年冬の開催を予定しています。



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