“農業を変える”

ビビッドガーデンの 20 代取締役が同世代に伝えるメッセージ

〜 一問一答 20代の価値について 〜

松浦 悠介

1995年生まれ

 

株式会社ビビッドガーデン取締役。

一橋大学社会学部卒業後、従業員数30,000名を超える外資系企業に入社。

その後、1年目に当時5名の株式会社ビビッドガーデンに転職し、2021年から同社取締役を務める。

一問一答

Q.休みの日はありますか。スタートアップベンチャーはかなり忙しそうなので気になります。

A.ありますよ(笑)。メリハリがないとトータルの週のアウトプットの質が低いと思っています。休日で感じたことが仕事に活きることもありますし。

Q.今は在宅勤務ですか

A.週1出社、週4リモートです。

Q.休みの日は何してるんですか

A.何かを作るのが好きなので、以前は都心に物件を借りて図書館を作っていました。あとはアプリも。でも今は、畑に行くことですね。何か自然に触れたいので。たんたんと草をむしる、みたいな時間が大事だなと思っています。例えば移動中もスマホ見ちゃうとかあると思うので、常に情報で溢れているんですよね。なのでとてもおすすめです、畑。

 

Q.睡眠時間はどれくらい取れていますか

A. 六・七時間は確保できています。

 

Q.お仕事の就業時間はどれくらいですか

A.だいたい8~22時くらいです。

 

Q.本は月に何冊読みますか

A.最近は読めてないですね。月に4~5冊くらいだと思います。

 

Q.ジャンルは?

A.今はほとんどビジネス系です。以前は時間があったので小説が3割の比率だったんですけど、今はインプットという形での読書が多いですね。

 

Q.小説はどちらかと言うと趣味?

A.そうですね。映画や本は人間として深みになるものだと思っています。インプットの種類は幾つかあると思うのですが、ビジネス書は足元の今すぐ使う短期的なスキルだと思っていて、それ以外の映画とかお笑い、文化的なものは先の自分を作っていくものだと思った時に、 これがない状態は、じわじわと枯渇していくというか、足元の持ってるものだけで勝負していくってなる。多分二年後に苦しいですよね。なので本当はこっちの比率も少し残さないといけないと思っています。

Q.メンバーが急増する中での難しさはどういったところにありますか

A.作りながら増えていくのは難しいと思っています。新しい概念が生まれた際にワークフローが変わってくるよねとか、価値観これで合わせなきゃいけないよねとか、一気に組織が変わっていきます。

今はメンバーが月に2、3人ずつ増えているので、組織を変えることはすごく難しいです。当然 コミュニケーションスタイルとかも変えていく必要があり、これまでみたいに早く早くっていうスタイルの時もあれば、これは一旦議論をゆっくりさせようというときもあったり、相手によってコミュニケーションが変わりますし、組織体も変わるペースが早いので、めちゃくちゃ難しいなと思います。崖から落ちながら船を作るみたいな話です。

Q.経営理念はスタートアップベンチャーであれば特に大切だと思いますが、落とし込みは何をしていますか

A.全体に対してのアクションと1to1のアクションがあります。全体に対してはウィンセッションというものがあるのですが、全社員が集まって行動指針に紐づいた行動を称えていこう、褒めていこうというものです。彼はこういうバックボーンを持ってるよね、 みたいな話をしたりとか。みんなでいろんな話をする場を多く設けており、その会話のベースが行動指針だったりします。なので、新しく入った人でも、こういう話をするんだね、こういう文化のところなんだ、ということが実感できる。例えば、本質思考ってこういう行いなんだなってエピソードを交えて聞くとわかりやすいと思うんですよ。

あとは1to1の話もあって、フィードバックする時にそれが常に行動指針に紐付いているといいなと思っています。今のは「本質思考」じゃないよね、みたいな。例えば、これまで一生懸命頑張ってきたから多少の妥協はいいか、とリリースするとします。でも、今までの努力はユーザーにとっては関係ないですよね。なのでアウトプットで考えよう、という話になります。フィードバックを紐付けてできるかが大事だと考えています。

Q.外資とベンチャーどちらも成果主義がありますけれども、転職して考え方が変わったところはありますか

A.そうですね。成果主義。成果の先にあるものが違うかなと思います。外資系企業の場合、成果を上げると凄く評価が上がります。なのでベクトルが自分に向いていると思うのですが、ベンチャーの場合は一人の責任範囲が大きいと思います。

例えばクライアントとのミーティングに出る時や、カンファレンスなどにでかけた際に、一人しか会社のメンバーがいないとすると、その人がビビッドガーデンの代表になります。

一方で、良い意味でも自分の成果が大きな影響範囲を持ちます。権限を広く持てるので、大きなインパクトを出すことも可能で、そうなるとクライアント(弊社でいう生産者さん)に本当に喜んでもらえます。

全メンバーが常に最前線というか、責任を取るべき人なんだなっていう意識を持っているかどうかだと思っています。

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Q. 松浦さんの「note」を拝見した際に、「考える」と「感じる」を繰り返すことで深みが生まれるという表現がありました。どういうことでしょうか

A.抽象度が高いので、なんだろうって感じだと思うのですが、思考と無思考かと思っています。 何かを論理的に積み上げていく思考ってあると思っています。考えた結果こうなんじゃないか、っていうものと、なんとなくいい香りがする、とかなんとなくこっちな気がするみたいなやつって必要だと思っていて、それが生む何かってあるんですよね。突飛な何かをやった結果、そこに逆算で紐付けていくみたいな。思考はどうしても幅が見えているんで、 突破口というか新しい発見・イノベーションを生むのって基本的には論理ではないんです。これは1人の人間として生きていく上でもそうだなと思っています。そういう非連続を生むものが無思考とか自然とか感覚なのかなと認識しています。

 

Q.自分の駄目だなと思うところはありますか

A.「僕はこう思っているんだよね、あなたはどう思っているの?聞きたい、言わないとわからないよ」みたいなタイプなんです。なので萎縮されてしまうのか、たまに実は本当はこう思っていたのに、っていうのを言ってもらえないこともある。これが私の弱みだなって思っています。

 

 

Q.逆に強みは

A.仕事に関しては、先に進める力だと思っています。社内でもそういう立ち位置にいるようにしています。特攻隊みたいな。社内にはマッキンゼーやDeNAなど他の会社から来たとても優秀な方が多くて、経験もある彼らに勝てる要素はあまりないんですけど、推進の速さとか強さに関しては勝ち得るなと信じてやっています。これからも伸ばしていきたいところでもあります。

Q.推進力を構成する要素はどういったものになりますか

A.そうですね、3つの要素があると思います。まずは、物事を整理していく力。ぐちゃぐちゃの状況に対して、 ここに行こうっていうゴールと道筋を作って、足りないものはこの4つだ、4つやるぞっていう整理力が一つ。2つ目は調整力だと思っています。4つあるのはいいけど、それぞれ違うチームが関わっていて、やってやろうと言ってもトラブルなどがあってできないこともあるので、そこに対してみんなで向かおうよっていう調整力。最後は胆力だと思っています。とはいえ途中やっぱり辛いんですよね。これ重たい、無理だろこれ、みたいな時があるんですよ。やっぱりトップというか引っ張っていくものが折れてしまうと誰も進めなくなってしまうので、絶対折れない心というか。絶対行くんだ、行けるんだっていう気持ちをずっと持っておくことは重要だと思っています。

やりたいことが見つからない 20 代へ

Q.起業したいという 20代は多い一方で、やりたいことがわからないという方がすごく多くいます。彼らに対してメッセージをお願いできますか

A.別になくてもいいと思います。何かを持っている人が偉いかというと別に偉くないと思います。その上で本当にやりたいことが欲しいのであれば、人間は弱い生き物なのでちゃんとそれが出てくるような仕組みをつくる必要があると思います。何かを気を付けるとかは絶対できないと思うので、そうなるように自分を追い詰む、みたいな構造が正しいと思います。

やりたいことに出会うためには大切なことが 2つあると思います。1つが、たくさんのものに出会うこと。趣味になりそうなものを百個やったことがある人と十個の人だと出会える打率が違います。当然百個の方がやりたいことに出会いやすいと思います。あ、これは好きって。もう1つが、深さの話。例えばそれに対して何時間やっているか。ちょっとかじっているだけならゴルフって面白くないかもしれないけど、めっちゃやったら面白いかもしれない、とか。

色々と試して見る中で、いくつか深くやってみる。そう考えると結構時間が必要ですよね。人間って思いつきである日突然こうしたい!とはなかなか思えないので、自分がそう思えるようなところに自分を落とし込んでいくゲームだと思っています。

20 代の価値について

Q. 20 代の価値は何だと思いますか

A.社会と自分との関係性を自由にチューニングできることが大きな価値だと考えています。自分のスキルを高めるうえで若く体力もあるので効率が良くて、逆に業務でミスをしたり、仕事を変えたり、色々なチャレンジをしても、まだ挽回可能な年齢でもあるので。こうした変化をして行く中で、 自分の進んでいく方向性や大切な価値観を形成していける大切な期間だと捉えています。 

 
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—— 最後に、同世代の20代に向けてのメッセージをお願いします!

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株式会社 ビビッドガーデン

取締役 松浦 悠介

1995年生まれ

一橋大学社会学部卒業後、従業員数30,000名を超える外資系企業に入社。

その後、1年目に当時5名の株式会社ビビッドガーデンに転職し、2021年から同社取締役を務める。

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人生の目標とキャリア、挫折について