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持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals(SDGs))


SDGsとは


SDGsは2015年の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。

SDGsは、「持続可能でより良い世界を目指す」ための国際目標です。

17の目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されており、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを目指し、先進国と途上国が一丸となって達成すべき目標で構成されているのが特徴です。


外務省のサイトでは、各17の目標に対しての民間企業の取り組みを紹介しています。

興味がある方は、そちらもチェックしてみてください。

● 外務省SDGs 取り組み事例(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/case/index.html





各企業のSDGsへの取組み方を20代が知っておいたほうが良い理由


2006年、当時の国連事務総長が金融業界に向け、責任投資原則(PRI)を提唱しました。

責任投資原則とは、機関投資家が投資をする際に、環境(Environment)社会(Social)ガバナンス(Governance) 課題(通称ESG)を反映させることを提唱した原則です。


つまり、投資家は投資対象を選定する際に、財務情報だけではなく、環境や社会への責任を果たしているかどうかを重視すべきだという提言が国連によってされたのです。


日本では、2010年に世界最大級の機関投資家であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)がPRIに署名しました。その後、日本企業は機関投資家からESGにもとづく非財務情報の開示を求められるようになりました。


これをきっかけに、日本企業の間にも、もっとESGを考慮しようという動きが広まります。つまり、SDGsは、日本企業にとって、ESGに対応する上での指標の一つになっているのです。




SDGsの17の目標


それでは、ここから、SDGsの17の目標を3つに分けてみていきましょう。




1〜6 :貧困や飢餓、水の衛生など。開発途上国の基礎的な目標が中心(ただし、5のジェンダー平等については先進国でも多くの課題あり)


1. 貧困をなくそう

2. 飢餓をゼロに

3. 全ての人に健康と福祉を

4. 質の高い教育をみんなに

5. ジェンダー平等を実現しよう

6. 安全な水とトイレを世界中に



7〜12 :働きがい、経済成長、技術革新などが中心。先進国や企業が取り組むべき課題が多く存在


7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに

8. 働きがいも経済成長も

9. 産業と技術革新の基盤をつくろう

10. 人や国の不平等をなくそう

11. 住み続けられるまちづくりを

12. つくる責任 つかう責任



13〜17:グローバルな課題


13. 気候変動に具体的な対策を

14. 海の豊かさを守ろう

15. 陸の豊かさも守ろう

16. 平和と公正をすべての人に

17. パートナーシップで目標を達成しよう




SDGsの169のターゲット


17の目標に対して、それぞれに具体的な目標(ターゲット)がおよそ10個程度存在しています。


ターゲットは合計で169個あるので、169のターゲットと呼ばれています。

また、169のターゲットのさらに詳細で具体的な数値目標が書かれた指標を232の指標と呼びます。


図で見ると、このような形の3層になっていることがわかります。






詳しく内容を知りたい方は、こちらからどうぞ

● 169のターゲット、232の指標を総務省が和訳したページ

https://www.soumu.go.jp/main_content/000562264.pdf





SDGsの達成状況


SDGsが日本でも引き続き話題になっている理由の一つに、SDGsには数値目標を定期的にモニタリングするという仕組みがあるからです。その進捗をモニタリングしていく枠組みとして、国連ハイレベル政策フォーラム(HLPF:High Level Political Forum)というものがあります。

具体的にはSDGs達成に向けての進捗状況を各国が自分たちで報告を行うというものです。(レビューは、毎年7月頃に行われています。)






日本企業の取り組み


SDGsの達成に向けて、日本政府や日本企業の取り組みに対する評価はどのようになっているのでしょうか。


2018年7月に発表(※1)されたSDGs達成ランキングにおいて日本は156カ国中15位。

また、17の目標のうち、達成されていると評価されたのは、「目標4:質の高い教育をみんなに」のひとつのみ。そのほかの目標は未達成となっています。


(※1 Bertelsmann Stiftung(ベルテルスマン財団)とSDSN(持続可能な開発ソリューション・ネットワーク)による調査。当時のトップ5はスウェーデン、デンマーク、フィンランド、ドイツ、フランス)



特に「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」「目標12: つくる責任つかう責任」「目標13: 気候変動に具体的な対策を」「目標14: 海の豊かさを守ろう」「目標17: パートナーシップで目標を達成しよう」の5つに関しては、4段階の評価でもっとも低い達成度という評価です。




SDGsに関しては、引き続き最新の情報がアップデートされていくものなので、自分自身の身の周りの生活も見直しながら、ぜひビジネスの中でも話題にしてみてください。

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