DJやアパレル出身者が活躍するフィットネスの新常識に迫る
​〜 暗闇ボクシングで話題のb-monsterを経営する26歳社長が同世代に伝えるメッセージ 〜

makoto.jpg

塚田 眞琴

1994年生まれ

2016年にb-monster株式会社を設立し、2020年より同社代表取締役に就任された塚田眞琴さん。 「Forbes 30 Under 30 Asia」を受賞するなど、フィットネス業界のみならず新進気鋭の起業家として今注目を集めている一人です。1994年生まれの塚田さんが挑む人生の目標「女性として生まれてきて良かった、そう思える人を一人でも多く増やす」、そして仕事での挑戦を直撃しました。

INDEX

PART 1 /  DJやアパレル出身者が活躍するフィットネスの新常識に迫る

PART 2 /  フィットネス業界のニューノーマル を創る思考に迫る

Special edition / 当社オリジナル分析で塚田さんのスキルをCHECK!

一歳違いの姉妹社長のランチは必ず一緒

— 一緒に起業されているお姉様とは、仕事・プライベートそれぞれどんな関係ですか

 

塚田 経営上のことで喧嘩はもちろんしますが、仲がいいと周りからはよく言われます。ランチは必ず一緒に食べるようにしていますし、今でも夜ご飯は週 1 回は必ず一緒に食べています。

最近周りから変わっているねと言われることが、仕事のメッセージ上では喧嘩をしているのに、家族としてのメッセージ上では、プライベートで出かける約束をしている、器用にオンオフで顔を使い分けている関係性に驚かれます。

DJやアパレルなど異業種出身者が活躍中

— およそ150名の社員が在籍する b-monster には、どんな 20代社員が多いですか?

塚田 パフォーマーは元々アーティストみたいなところがあるので、面白いバックグラウンドを持った方が活躍しています。アパレルやDJなど、フィットネス業界ではあまり聞きませんよね。

— 社員に対する制度で、これは b-monster 独自だというものはありますか。

塚田 私が企画したんですけど、映画の推奨リスト(『Chicago(シカゴ)』など芸術系)を会社で用意し、パフォーマーにはスキルを高めてもらうためにも、DVDをツタヤなどで借りて見ると経費として扱えるようになっています。

年齢が上がると引退、そんな常識を覆す業界への挑戦
93.png

— 将来は、会社としてどのような成長を描いていますか。

塚田 パフォーマーを憧れられる職業にしたいと考えています。一般的にインストラクターは平均年収が低く、体力が必要な職業なので、フィットネス業界内では、「年齢が上がる=引退する」という風潮があります。それを改革するため、b-monster では、業務委託ではなく、基本的にパフォーマーは正社員、そして業界平均より高い月収提示に取り組んでいます。

— 確かにインストラクターは若い人ではないと難しいというイメージがありますよね。業界の課題解決に着手されている塚田さんですが、さらに広く社会課題に関してはどのように取り組まれていますか。

 

塚田 会社のビジョンになりますが、「自信を持ってチャレンジを楽しめる人を増やす」ことです。

b-monsterは、かなりハードなプログラムで構成されているのですが、こういったものに本気で取り組むことができた自分に対する感情は、自己肯定感につながっていると考えています。

目標は、本場ニューヨークに店舗を出すこと

— 元々ニューヨークにインスパイアされたボクシングジムがコンセプトだとお聞きしましたが、世界を意識した目標はありますか

塚田 ニューヨークに店舗を出すことです。

ニューヨークについては、店舗のあらゆるところで表現されているのですが、エクササイズの中で行われるパフォーマーの煽りは、実際に本場ニューヨークのインストラクターを意識したものです。

95.png
日本の強みを店舗で活かす

— ニューヨークへの出店が目標とお聞きしましたが、将来海外への移住など何か考えていますか。

塚田 私は日本がとても好きなので、海外にはいかないと思います。留学先だったイギリス(オックスフォードの辺り)では不便を感じていたので、東京の「朝早くても夜遅くても遊ぶところ」があったりとか、あとはトイレにちょっと行ってくるときにカフェの座席でカバンを置いたまま行けるくらいの安全さに魅力を感じています。

また、日本の文化においても、とても繊細で細かい気遣いが施された街づくり(バスの下車ボタンの配置やトイレのつくりなど)に、いいね、と思っています。

— そうした日本の気遣いのような長所が b-monster のプロダクトで生かされてるところはありますか。

塚田 例えば、ボクシングが終わった後の着脱所では、ドライヤーを 2 種類用意しています。女性の場合、ダイソンとヘアビューロン。早く乾かしたい方はダイソンを、髪の毛をいたわりたい方はヘアビューロンをというように、細やかな気配りなどをサービスに落とし込んでいます。

リアルは絶対不滅と気づく

——コロナになって気づいた価値観はどのようなものがありますか

塚田 コロナになって、2 か月間ほど店舗を閉めた期間がありました。スタジオが再開した時に、目の前でお客さんが笑顔で復帰手続きしている姿を見て、事業を開始した当初の光景(一番最初にオープンした時に店舗から出てきた人たちの笑顔)を思い出しました。それが、とても感慨深かったですね。オンラインが便利ではあるのですが、リアルの良さは、今後も必ず残るということを感じました。

あとは、リアルな遊びが好きだったことを再確認しました。家にいてもあまりやることないな、と。

元々カラオケとか好きだったので、それがストレス発散だったので、家でカラオケのアプリをやってみるんですけど、やっぱり違うなって。それで食に走ってストレス発散していましt

「水ダウ」「アメトーク」… お笑い大好きな社長

塚田 家では、テレビを見たり本を読んで過ごしています。実は高校生の時にコンビ組んでお笑いコンテストに出ていたくらい、元々お笑いが大好きで延々と見てしまうので、テレビは一日 2 番組と決めています。です(笑)

今だと「水曜日のダウンタウン」や「アメトーーク」など、見流ことの出来る回数が少ないので厳選してみています。あと、好きなお笑い芸人は「さらば青春の光」です。

読書に関しては、ビジネス書が多いです。知識の幅が広いほど選択肢が広がると思うので。「マンガでわかる○○」や「初めて読む〇〇」といった、読本しやすいものをよく読みます。

スタッフに自腹で買ってオススメした本とは?

— 20代にお勧めしたい良書を教えてください

 

塚田 Netflixの人事の本(NETFLIXの最強人事戦略)を人に勧めています。自費で買って、マネージャー陣に配ったくらい、特に経営している方には読み応えのある本だと思います。

96.png

CHECK IT OUT!!

著者略歴:マッコード,パティ
元NETFLIX最高人事責任者で、NETFLIX CULTURE DECKの共同執筆者。サン・マイクロシステムズで人事のキャリアを始め、ポーランドなどを経て、NETFLIXには創業時から参加。人材集め、多様性、コミュニケーションなどを専門とする。現在は企業文化やリーダーシップについて複数の企業や起業家へのコンサルテーションをしながら、世界中で講演活動を行っている。  (amazonより引用)

makoto.jpg

b-monster 株式会社

代表取締役 塚田 眞琴

1994年生まれ

2016年にb-monster株式会社を設立し、2020年より同社代表取締役に就任された塚田眞琴さん。 「Forbes 30 Under 30 Asia」を受賞するなど、フィットネス業界のみならず新進気鋭の起業家として今注目を集めている一人です。1994年生まれの塚田さんが挑む人生の目標「女性として生まれてきて良かった、そう思える人を一人でも多く増やす」、そして仕事での挑戦を直撃しました。

> PART 2 を読む
フィットネス業界のニューノーマル を創る思考に迫る

​他のインタビューを読む